【競馬】ヒデよりラムタラ
帰ってきてテレビ付けたら『中田英寿引退』、
ネットで詳しく見ようとしたら『名馬ラムタラ売却』を最初にクリックしましたw
ラムタラは名馬なんだよ。
4戦4勝でー、
無敗で凱旋門賞を制したのよ。
種馬になってー、
イギリスで1年過ごした後、日本が買ったの。
33億円で($0$)
しかし産駒は泣かず飛ばずでね、
中央競馬ではGⅢが精一杯。
今回、イギリスが買い戻しだそうです。
その額、2750万円!!(^-^;A
ぶっちゃけ、大損です。
でもこの結果はダシコには(ちょっと血統が分かる人ならたぶん)わかってた。
ラムタラの血統を見ると、
既にノーザンダンサー2×4のクロス(インブリード)がなされてるのよ。
これがどういうことかというとー、
日本に溢れているノーザンダンサー系牝馬に種付けできないの!(血が濃すぎて健康な仔が産まれない)
今でこそサンデーサイレンス系が主流で良さそうに見えるんだけど、
基本的にノーザンダンサー系(特に二ジンスキー系・ラムタラの父親の系統)と種付けされてるので、
これまた近親相姦になっちゃうのよ!(*ノノ)
結果、良い牝馬と種付けできない。
ってコトは良い馬が産まれる確率が下がる。
で、今に至るワケ。
強い馬を生産する手段の1つとして、
名馬の血を少し濃くするコトで、
その名馬の特徴を引き出す手段があるんだけど、
それで産まれた馬って、
ソコで完成なんだよね。
だから、そういう馬って今回のように、
時代と環境によって相手が見つからずに、
結局廃れちゃうのよ。
ダビスタとかのゲームだと、
それを見越して生産できるけど、
現実はそうもいってられないしリセットもできないし、
ラムタラを購入する時、
かなり賭けをしているってのも本で読んだコトある。
今回は失敗だね。
でも、失敗があるから成功があるわけで、
実際、サンデーサイレンスはアメリカが後悔するほどの大成功だし、
ブライアンズタイムも本来購入予定だった馬の代わりの馬だし、
競馬は何が起こるか分からないし、
競馬に『たられば』はないのよ。
無事に宝塚勝ったね。
あの馬場で、かなり大事に乗ってたのが、
テレビでもよくわかった。
海外で勝てるかは分からないケド、
とりあえず無事に種馬になってほしい。
名馬の仔の活躍が見られるのが、
競馬ファンの最も大きな楽しみの一つだからね♪